漁師町

 

東北地方は岩手県内のお葬式シーンで、故人様の火葬から葬儀本番まである程度の時間をおくことには、岩手県なりの由来というものがあったりします。

東北地方は岩手県内にある漁師町などで、例えばどなた様かが不幸にもお亡くなりになったとします。

でも、故人様の親族とか知人の多くは、船で遠くの海まで漁に出ていたりしますから、すぐには岩手の陸へと帰っては来られませんもんね。

そのため岩手県の漁師町では、遠い海まで漁に出ることなく岩手県の陸に残っていた故人様の近親者だけで、まず先に火葬をしてしまうのです。

そして、遠い海に出ていた船が陸に戻って、親族一同皆がそろってから、改めて葬儀本番をとり行うという葬儀の段取りをとるわけなんです。

こんな感じで、故人様の火葬を済ませた後に葬儀本番をとり行うという伝統的習慣が、岩手県内の漁師町にてでき上がったのだといわれているのであります。

しかし、よく考えてみれば、漁師さんっていう職業も大変ですよね。

だって、火葬を先に済ませてしまうということは、遠い海まで漁に出ている最中に親が亡くなったりしたら、親の死に目に立ち会えないどころか、親の最期の顔すら見れないということになりますもんね。

我が子だけは、漁師にしないでおこうと思います。

葬儀屋吹田